• 第12回医学開成会総会集合写真

最新情報

2021年第14回医学開成会総会開催日程が決定いたしました。

第14回医学開成会総会の日程が決定いたしました。
スクール形式、立食スタイルを中止するなど、感染防御対策をしっかり行い開催することといたしました。
*詳細は総会案内よりご確認ください。(第14回医学開成会総会案内はこちら)

1.開催日時:令和3年11月7日(日)

  特別講演

  独立行政法人 地域医療機能推進機構本部 病院支援担当理事 山本 修一 先生

2. 会場:学士会館   
東京都千代田区神田錦町3-28 TEL:03-3292-5936
http://www.gakushikaikan.co.jp/access/

3. 参加費:1万円(年会費はありません)

医療社団法人 桐和会様よりバナー広告の協賛をしていただきました。

桐和会グループは「あんしん」と「まごころ」をスローガンに、人に優しい真に頼れる医療とリハビリ・介護ケアを実践しています。

COVID-19に関する情報提供

医学開成会の会員様より、ご提供いただきました資料を掲載いたします。
掲載につきましては、会員様以外の不特定多数の方に閲覧され、拡散される事も想定される為、既にHP等でひろく公開されている情報やご提供いただきました会員様の承諾をいただいている情報のみ掲載をしております。

日本医師会COVID-19有識者会議のHPが立ち上がりました。

COVID19-JMA-medical-expert-meeting

日本医師会COVID-19有識者会議のHPを立ち上げました。
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/

発足2週間の超特急の仕事で、私自身もかなりエネルギーを注ぎました。
これから内容を充実していきますが、現時点でも参考になる情報がたくさんあります。
医学開成会の皆様にご利用いただければ幸いです。
皆様におかれましても、くれぐれもご自愛ください。

                            令和2年5月4日
                        有識者会議座長 永井良三

COVID-19のエビデンス・リストのご提供

医学会開成会の先生方へ

個人的に、COVID-19のエビデンス・リストを作成致しました。
共有致します。自由にお使い下さい。

                       昭和56年卒 古川俊治

COVID-19のエビデンス・リストはこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(32)』最新版

コロナウイルスarXiv(32) 2021 年9 ⽉13 ⽇ 

今回も、前報に続いて、ワクチンについて報告します。今回のワクチンの話題は次の4 点です。さらに、コロナに感染すると、たとえ無症状でも、術後30 ⽇以内の術後死が⾼いため、7 週間は待たねばならないという⼤規模国際研究の結果を開催します。

A. ブースター接種の効果
現在のワクチンプロトコルにもう1 回プラスして接種を⾏うとブースター効果が得られます。実際に3 回⽬の接種が、デルタ感染予防の効果のあることが、イスラエルの臨床実験で明らかになりました。現在のブースター接種を巡る議論をまとめました。

B. 夢のワクチン
もし、すべてのコロナウイルスとその変異株に効果があり、20 年以上持続するような「Dream vaccine」ができれば、パンデミックは早く解消するでしょう。そのような夢のワクチン開発の研究が進んでいます。シンガポール国⽴⼤学が発表してSARS ⽣存者の⾎清分析は、夢のワクチンが夢でないことを⽰唆しています。

C. ワクチン接種は努⼒義務
政府は、ワクチンを打ちたくない⼈は打たなくてもよいと繰り返し、注意を呼びかけています。予防接種法の条⽂を調べたところ、ワクチンは「努⼒義務」と書いてありました。努⼒すべき義務なのです。デルタ株が主流となった今、ワクチン接種率を100%近くにする以外に解決法はありません。

D. ファイザーワクチンはどのようにして作られるか
私のように⼤学の研究室で細々と実験をしていた者には、何億⼈分というワクチンを作るなど⾒当もつきません。。NY Times に,製造過程の解説記事が出ていましたので、今度の中公新書の原稿をお届けします。

E. COVID-19 感染者の⼿術は直ぐにはできない。感染後7 週間待つ。
あまり知られていませんが、COVID-19 感染者は術後30 ⽇以内の術後死亡が⾮常に⾼いという事実があります。術後死を防ぐためには、感染後7 週間待たなければならないことが,⼤規模は国際共同研究から明らかになりました。弘前⼤学医学部⿇酔科の廣⽥和美教授に原稿をお願いしました。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(32)はこちらからダウンロードできます。

岩波新書 『知的文章術入門』

岩波新書から『知的文章術入門』という本を出しました(9月17日発売)。
これまで文章を書き続けた来た経験の集大成です。
特に学生の方にご推薦頂ければ幸いです。
立ち読み版ダウンロードはこちら

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(31)』

コロナウイルスarXiv(31) 2021 年8 ⽉26 ⽇ 

昨年12 ⽉に出版した中公新書『新型コロナの科学-パンデミック、そして共⽣の未来へ』の続編(来年4 ⽉出版予定)を書くことになりました。今度の本は『ワクチンと変異ウイルス―新型コロナの科学2021』となる予定です。20 ⽇前から書きはじめた『ワクチン開発物語』草稿の⼀部を、arXiv(31)としてお届けします。以下に紹介する⼈のうち、少なくとも、カリコー、ワイスマンの⼆⼈は、ノーベル医学賞か化学賞を取るでしょう。10 ⽉の発表を⾒て、原稿は書き直す予定です。

わずか10 カ⽉で90%以上有効というワクチンを完成させました背景には、移⺠の研究者たちの挑戦、ベンチャー企業の素早い判断と実⾏⼒がありました。⽇本でなぜワクチンができないのかという議論がありますが、われわれにはこのいずれもないことに気がつきます。
最後に、多くの皆さんが接種したビオンテックーファイザーワクチンの全配列を載せました。ざっと眺めて、このような配列のmRNA を注射したのだと知ってください。同時にサイエンスの重要性を分かっていただければと思います。

第5 波がものすごい勢いで増えるなか、無謀にもパラリンピックが開かれました(オリンピックは開いても、パラはやめると思っていたのですが)。学振の同僚、宇川彰先⽣(素粒⼦物理学、計算科学)に、第3波以降の増加スピードとその加速度の計算を寄稿していただきました。第3 波、第4 波までは、緊急事態宣⾔により加速度が鈍化(マイナス)したのですが、第5 波では、緊急事態宣⾔にもかかわらず、加速度は増し続け、いまだにマイナスになっていません。加速度は⼈流とパラレルのことも分かりました。第5 波を収めるには⼈流を減らすほかありません。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(30)』

コロナウイルスarXiv(30) 2021 年8 ⽉6 ⽇

今回はデルタ型の実態とワクチンの有効性に関するCDCの内部資料(パワーポイント)を見つけましたので、それに絞ってご紹介します。一言で言うと,デルタ型はこれまでのCoV-2から派生した新しいウイルスと思った方がよいくらい、感染性が強くなっています。何しろ,天然痘よりも強く水ぼうそう並みの感染力です。そのようなウイルスのパンデミックの中で,われわれは生きているのです。CDCパワーポイントのPDFも添付します。幸い、ワクチンは,入院と死亡に対しては非常に効果があるようです。しかし、感染については予防効果が70%程度まで落ちるようですので、感染予防にはマスクが欠かせないとCDCが忠告しています。

熱中症かコロナ感染かの二者択一の毎日です。暑中見舞いに氷河トレッキングの写真(氷河の氷のオンザロック付き)を掲載しました。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(29)』

コロナウイルスarXiv(29) 2021 年7 ⽉14 ⽇

5⽉、6⽉に続いて、Delta 型(B.1.617.2,インド型)変異株について報告します。デルタ型が、世界で増えている現状を、定量的にグラフで⽰しました。⼀番データが整っているのは、イギリス。アメリカも、CDC から発表されています。しかし、⽇本は、「デルタが増えている」といった程度の定性的な表現ばかりでしたが、東京都が経時的、定量的に発表しているのを⾒つけました。
6 ⽉下旬現在、イギリスは100%がデルタ型になりましたが、アメリカは30%、東京は20%です。デルタ型の倍加時間をイギリスのデータを基に計算したところ、1 週間でした。⽇本は、オリンピックにあわせたかのように、8 ⽉になると⼤部分の感染がデルタ型になるでしょう。

幸いなことに、デルタ型には、mRNA ワクチン、AstraZeneca のワクチンが90%ほど効くことが、イギリスの経験から分かってきました。より完全な予防を期して、イギリスでは、2 回⽬のワクチン接種のあとに、3 回⽬のブースター接種を薦めています。
COVID-19 を制御するのにはワクチンしかないのに、政府や有識者が「ワクチンを接種するのは個⼈の⾃由」を必要以上に強調し、メディアもワクチンの副反応を⼤げさに取り上げすぎます。「個⼈の⾃由」、「副反応」と⾔った「よい⼦ぶった」主張は、ワクチンに対するネガティブキャンペーンとしか思えません。デルタ型変異ウイルスという差し迫った危機のいま、ワクチンの有効性をしっかりと伝えることの⽅が⼤事です。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(28)』

コロナウイルスarXiv(28) 2021 年6 ⽉15 ⽇ 

私は、5 ⽉12 ⽇に⼀回⽬、6 ⽉2 ⽇に2 回⽬のワクチン接種を受けました。まだ、2 回接種者が1%程度の時に打ち終わったので、かなり早い⽅でした。予約を取るのに、5 時間頑張った甲斐がありました。⾃衛隊による集団接種、職場、⼤学の接種によりこれから予想以上に進むこととは思います。しかし、今回のワクチン予約の⽅法は、⼤混乱でした。これに振り回された国⺠からの厳しい声が出て当然だと思います。相⾺市のようなbest practice,横浜市のworst practice など全国に⾃治体の⽅法を総点検し、次に備えるべきです。
ワクチン接種に遅れたのは、昨年秋、政府が⽬先のGO TO キャンペーンを最優先し、ワクチンが経済回復の決め⼿であることに気がつかなかったためです。専⾨家も、ワクチンを急ぐべきという勧告を政府に出すわけでもなく、
GOTO にお墨付けを与えるような役割に⽢んじてしまったことがあります。やっと最近になって政府はワクチンを重要と考えるようになったのですが、すでに1周遅れの状態でした。去年の11 ⽉の段階で、GO TO キャンペーンをやめて、その予算をワクチンに使うようにしていれば、現在の⼤流⾏は抑えられたはずです。
今回もインド変異株(δ株、B1.617.2 株)の動きに注⽬しました。⽇本でも確かに増えているようですが、散発的な検査ですので、全体像が分析できません。そのため、イギリスのSanger研究所のデータを紹介します。4 ⽉初めから6 ⽉初めまでの2 カ⽉で88%がインド株に置き換わってしまいました。今回、G7 サミットのおこなわれたCornwall は、すでに100%がインド株です。参加者が感染しなかったことを祈るのみです。
CoV-2 の起源について、WHO/China の調査団報告はあまりにもお粗末です。そのなか、Wall Street Journal が、2019 年11 ⽉に武漢ウイルス研究所で3 ⼈が感染したというニュースを報道しました。Biden ⼤統領が調査を命ずるなど、急速に動き始めた感はありますが実のところ、確定的な証拠はまだ何もありません。
困ったことに、COVID-19 は、多くの⼈に後遺症が残ります。後遺症の⼤規模調査が相次いで発表されましたので、報告します。
ワクチンの合併症として若い男性の⼼筋炎がIsrael から報告されました。幸い軽症ですが、発⽣頻度は、接種者3000 ⼈から6000 ⼈に⼀⼈です千葉⼤学が、ワクチンを受けた1800 名弱の医療従事者の抗体価を調査しました。素晴らし
いことに1 名を除き全員に⼗分な抗体価が確認できました。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(27)』

コロナウイルスarXiv(27) 2021 年5 ⽉20 ⽇ 

武漢型から、ヨーロッパ型、イギリス型を経て、今度はインド型が,感染の主流になりそうです。イギリスでは、イギリス型からインド型へ急速に変わりつつあります。すでに⽇本で市中感染が起こっているので、⽇本でも間もなく主流派になるでしょう。そうなったら、オリンピックどころの話しではなくなります。幸いなことに、mRNA ワクチンはインド型にも効くようです。
3 番⽬の治療薬として、リウマチの薬,baricitinib がFDA によって緊急⽤として承認されました。臨床データを⾒る限り、⾮機械的酸素補給者に対して、remdecivir と併⽤すると効果があるようです。
⾼齢者のワクチン接種が始まりました。私(川崎市)の場合、5 時間かかってやっと予約が取れました。5 ⽉12 ⽇に第1 回接種を済ませました。横浜市の混乱はひどいものです。⽇本は、接種開始が他の国より、2 カ⽉おそく、その上、普及の速度も遅いのです。
テキサス在住の⽊⼝薫先⽣にアメリカ便りをお願いしました。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(26)』

コロナウイルスarXiv(26) 2021 年4 ⽉13 ⽇ 

管⾸相は,第四波に⼊った状態とは⾔えないと⾔っていますが、データは確実に第四波が始まっていることを⽰しています。認識の遅れは,対策の遅れに直結しますので、またしてもすべて後⼿にまわってしまいます。そのほか、AstraZeneca ワクチンの重篤な合併症の意外な病態、WHO のCoV-2*起源調査団報告書の問題点、ハーバード⼤学公衆衛⽣⼤学院留学記をお送りします。

*新型コロナウイルスは、今後、CoV-2 と表記します(正式には、SARS-CoV-2)。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(25)』

コロナウイルス arXiv(25)   2021 年 3 ⽉ 12 ⽇

第 3 波が収まってきたと安⼼してはいられない状況になってきました。変異ウイルスによる第 4 波の⼤波は⾝近に迫ってきています。神⼾の感染者のすでに 40%を占めています。これは、神⼾だけの問題ではなく、全国どこでも、神⼾のようにきちんと調べれば、このくらいになっていると思われます。⾮常に困ったことに、変異ウイルスは感染⼒が⾼いだけでなく、死亡率も上げていることも確かになってきました。第 4 波になると、医療の逼迫状況は、第 3 波どころではなくなるのではと⼼配です。COVID-19 の⼀つの重要な特徴は、無症状者からの感染です。数学的分析により、59%が無症状者からの感染と⾔う結果が報告されました。

⼀⽅よいニュースもあります。イスラエルの Pfizer ワクチン接種者の感染を、接種後 28 ⽇間追跡したところ、期待以上の効果がありました。特に重症化、死亡に対して有効のようです。残念ながら、⽇本では、ワクチンは変異ウイルスの後を追うことになります。少なくとも今年いっぱいは、我慢の⽣活になりそうです。

われわれの 12 番染⾊体上のネアンデルタール⼈由来遺伝⼦が、COVID-19 の軽症化に関わることが分かりました。

コロナ禍で世界の炭酸ガス排出が   6.4%減少したことを報告します。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(24)』

コロナウイルスarXiv(24) 2021 年2 ⽉18 ⽇ 

いよいよ、ワクチン接種が始まりました。最初が医療従事者、次に⾼齢者というのは、(⾼齢者の⼀⼈として)ありがたいと思います。その⼀⽅、イギリス、南アフリカ、ブラジルの変異ウイルスが⽇本に⼊ってきて、市中感染を広げつつあります。変異ウイルスの感染拡⼤速度を考えると、ワクチン接種は変異ウイルス対策には間に合わないでしょう。3 ⽉に変異ウイルスが爆発的に増えて、第四波になるのではと⼼配です。今回は、現在の最⼤の問題であるワクチンと変異ウイルスについて詳しく取り上げます。
明るいニュースは⼤村智先⽣のIvermectin がCOVID の治療だけでなく、予防になるのはというデータです。Ivermectin が、ワクチンのように予防に使えるとなると、地球上COVID 克服に⼤きな貢献をすることになります。今回は、Ivermectin だけではなく、阪グループが開発したTocilizumab, トランプ⼤統領が使⽤した抗体療法など、治療法の進歩についても報告します。
シンガポールは、COVID 対策で効果を上げていますが、その信じられないくらい厳しい対策をシンガポール国⽴⼤の伊藤嘉明先⽣に報告してもらいました。また、弘前⼤学が開発した冬でも室温を落とさない効果的な換気法についても紹介します。
これらの報告で、すでに24 ページにもなりましたので、⽇本の感染動向(Rt 値など)は次回にまとめて報告します。

昭和29年卒 黒木登志夫

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コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(23)』

コロナウイルスarXiv(23)2021 年 1 ⽉ 22 ⽇

ついに、日本も危険水域に入ってきました。静岡で発見されたイギリス変異ウイルス(B1.1.7)が広がりだしたら、大変なことになります。今回は、変異ウイルスの解説にかなりの分量をさきました。日本の体制は、本当に大丈夫か気になります。分科会の報告に出ていたパワーポイントを検討したところ、飲食店のクラスターが結果として院内感染という結果を生むことが書いてあり、驚きました。このような認識では院内感染は防げません。明るいニュースはワクチンです。現在可能になった3種のワクチンとも、かなり期待が持てます。イギリスの変異ウイルスにも効果があるという報告も紹介します。アメリカに4年ぶりに帰国した木口薫先生(テキサス大前教授)に、アメリカの様子を報告してもらいました。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(23)はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(22)』

コロナウイルス arXiv(22) 2020 年 12 ⽉ 27 ⽇ 

イギリスで発⾒された新しい変異ウイルスが、ついに 12 ⽉ 25 ⽇に⽇本に上陸しました。
26 ⽇現在、イギリスから帰国した 8 ⼈の感染者が隔離されていることになります。Johnson
⾸相によるとこのウイルスは 70%感染⼒が⾼く、尾⾝茂分科会会⻑によると有効再⽣産数
(Rt)が 0.4 ⾼いということです。⽇本の第三波にこのウイルスが加わると、第三波+第四
波になり、感染はますます広がるでしょう。コロナ対策にとっては緊急事態ですので、イギ
リスと南アフリカで発⾒された変異ウイルスの特性についてまとめてみました。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(22)はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(21)』

コロナウイルス arXiv(21) 2020 年 12 ⽉ 18 ⽇

第三波のなかで、医療崩壊が間近に迫っています。旭川の医療状況は本当に深刻です。私は、80 歳でスキーをやめるまで、20 年以上にわたり、毎年 2 ⽉、⼀番寒いときに旭川に⾏っていたので、⼈ごととは思えません。
飲⾷業、観光業が⼤変と⾔われますが、⼀番⼤変なのは、医療の現場です。感染を抑えることが第⼀。感染が少なくなれば、重症者も減り、死亡者も減ることになります。その上で、安⼼して旅⾏に⾏けるようにするのが、順序だと思います。
中公新書『新型コロナの科学-パンデミック、そして共⽣の未来へ』が完成しました。店頭に並ぶのは来週 22 ⽇頃、新聞広告は 25 ⽇の予定です。すでに Amazon で予約を受け付けています。⽴ち読み版(添付)を作りましたので、周囲の⽅に転送していただければ幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(21)はこちらからダウンロードできます。

中公新書『新型コロナの科学-パンデミック、そして共⽣の未来へ』
立ち読み版ダウンロードはこちらから

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(20)』

コロナウイルス arXiv(20)    2020 年 12 ⽉ 6 ⽇

中公新書『新型コロナの科学-パンデミック、そして共⽣の未来へ』の再校のため、arXiv (19)から 1 ヶ⽉間が空いてしまいました。幸いなことに、10 ⽉下旬の初校の直前に⺠間臨時調査会の報告書を読むことができましたので、政策決定の過程を書き込めました。現在進⾏形のコロナを執筆対象としているので、Added in proof」の数ページを⽤意してもらっていました。このため、再校時(11 ⽉下旬)に 90%以上有効ワクチンを追加し、明るい⾒通しで本を終えることができました。光栄なことに、⼭中伸弥先⽣から推薦の⽂章をいただきました。

ご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(20 p1-p5)はこちらからダウンロードできます。
コロナウイルスarXiv(20 p6-p12)はこちらからダウンロードできます。

黒木登志夫先生作 2021 Calendar 世界の山 ダウンロードはこちらから

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(19)』

コロナウイルスarXiv(19) 2020年11月7日をお届けします。

前報から1ヶ月間が空いてしまいました。その分今回は盛りだくさんです。次の10項目をまとめました。このうち、特にウイルスとホストのゲノムに大きな進歩がありました。残念なことに、最初の5つは心配な内容です。

1.11月1日までの感染状況
2.日本は中国を追い越した
3.ヨーロッパの感染爆発
4.スペインからヨーロッパ中に広がった20A.EU1変異ウイルス
5.ミンクのコロナ
6.ネアンデルタール人の逆襲
7.死亡者の少ない国は経済の落ち込みも少ない
8.タイムズ誌の2020年の100人に選ばれて石正麗
9.新型コロナ対応民間臨時調査会調査検証報告書
10.コロナ秀歌、コロナ秀句、コロナ川柳

ご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(19)はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(18)』

中公新書『新型コロナウイルスの科学』(仮題)執筆に集中するため、『コロナウイルスarXiv』を休刊していましたが、3 ヶ⽉ぶりに再開します。

今回は、2月末から9月末まで7ヶ月間の感染の状況の分析、タイム誌の影響力あるパイオニア100人に選ばれたミュンヘンのCamilla Rotheの仕事(無症状感染者からの感染)について書きました。

皆様のご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(18)20201003はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(17)』

コロナウイルスarXiv(17)をお届けします。今回は盛りだくさんです。

l 東京都の感染者が増えてきました。前回報告から2週間、6月15日から6月28日までの有効再生産数を計算したところ、R>1が続いていることが分かりました。

l COVID-19はどこの国でも、教育に大きな影響を与えています。東大とHarvard、MGHの対応をまとめました。

l COVID-19の重症化の遺伝子を同定したところ、血液型のA型が重症化のリスクが高いことが分かりました。一番リスクの少ないのはO型だそうです。

l BCG接種とコロナ感染と関係について、昭和大学呼吸器内科の大森亨が分析結果を報告します。やはり関係があるようですが、さらなる研究が必要です。

l コウモリのコロナウイルスを発見したのは、武漢病毒研究所の石正麗です。Bat womanと呼ばれる彼女の調査と(危険な)研究および武漢病毒研究所について紹介します。

l 『WHO、中国と日本のコロナ対応』:ご希望のグループにZoomセミナーをいたします。

l コロナ秀歌・秀句・川柳をお届けします。

コロナウイルスarXivをしばらくお休みします。実は、中公新書から『コロナ感染の科学』(仮題)を出すことになりました。7月末の締め切りに間に合わせるため、7月は中公新書に集中することにします。間に合えば、10月下旬発行の予定です。Bat womanこと石正麗の記事は中公新書の予告編です。乞うご期待。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(17)20200630はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(16)』

コロナウイルスarXiv(16)をお届けします。

l 有効再生産数(R)は、意味するところは分かりやすいのですが、その数学的背景と計算にはなかなかついて行けません。今回、最近、西浦先生が使っている新規感染者数を基に計算する方法で計算しました。この方が理論的にも直感的にもわかりやすく、計算も簡単なことが分かりました。

l Googleの位置情報を使った人の動きのデータが「Our world in data(Oxford)」から発表されました。われわれは,かなり厳格に行動を自粛していたつもりでしたが、世界各国と比べると,2倍から3倍もゆるいことが分かりました。

l arXiv(12,14)で院内感染防止のためには、医療関係者へのPCR検査が必要であると主張しました。この主張が国会審議でとりあげられました。

l コロナ秀歌・秀句・川柳をお届けします。

ご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(16)20200618はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(15)』

コロナウイルスarXiv(15)をお届けします。

COVID-19パンデミックは,2019年12月1日、武漢の感染者一人から始まりました。それから190日の間に, 724万人が感染し、41万人が死亡したのです。現在の世界の感染者と死亡者を宇川彰先生(学振)に分析していただきました。
100年前のスペイン風邪のときの第一波、第二波、第三波についてご紹介します。このときの第二波は,明らかにウイルスゲノムに変異が入ったためと思われます。現在、北九州市、東京で起こっているのは第二波というよりは、生き残っていたウイルスによる感染です。
多くの人が降圧剤としてACHII阻害剤、ARBを服用しています。イタリアの大規模研究により、この二つの降圧剤は,コロナ感染に悪影響のないことが明らかになりました。
Surgisphereといういい加減なデータベースを使っていた研究が、次々に撤回されています。トランプ大統領が服用していたHydroxychloroquine, Ivermectin,ARB,ACEII 阻害剤の研究などです。
大村先生のIvermectinは、死亡者40%減という新しい報告が発表されました。
コロナ秀歌・秀句・川柳をお届けします。

ご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(15)20200611はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(14)』

コロナウイルスarXiv(14)をお届けします。

感染流行の一つの指標として、実行再生産数(R)があります。「一人の感染者が平均して何人に感染させるか」と言う概念です。Rが1以下になると感染は減少に向かうという説明は分かりやすいのですが、その基本となっている数学的な考え方、計算方法は分かりやすいとは言えません。今回、宇川彰先生の教えを受け、自分でも計算してみました。計算するなかで問題点も分かってきました。

超過死亡は、隠れているコロナ死亡を浮かび上がらせる可能性があります。世界各国から報告がまとまってきましたので、NY Timesの記事を紹介します。

無症状転院患者からの院内感染、研修医の集団感染という危機を乗り切り、新たな研究に意欲を見せる慶應大学病院の対応について、北川雄光院長にお聞きしました。

ご参考になれば幸いです。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(14)20200602はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(13)』

コロナウイルスarXiv(13)をお届けします。

5月24日までのコロナ感染を分析しました。感染者倍加日数、新規感染者数、患者数のどの指標をとっても、コロナが収まりつつあるのは間違いありません。海外からみると、罰則も強制も伴わない外出自粛と「Stay home」の要請、極端に少ないPCR検査にもかかわらず、日本がコロナを抑えこんだのは不思議のようです。千葉大学の先進的なコロナ診療体制についてもまとめました。病院が一生懸命努力をしている様子がわかります。しかし、コロナ診療と検査に当たる医療職員のPCR検査は、安全のために必須ですが、病院が自前でまかなわねばなりません。厚労省は、どうしてこの努力が分からないのか。私の考えを「主張」しました。参議院議員、医師、弁護士の三つの顔を持つ古川俊治先生が、医学研究者としての顔でまとめたコロナ医学論文解説もお届けします。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv (13)20200527はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv(12)』

今回は、世界の感染者と死亡者が、階段状に2段階で増加しているデータをお知らせします。中国型コロナからヨーロッパ型に変換したためと思われます。世界から見ると日本の甘い対策で抑え込みに成功したのは不思議のようです。病院はクラスターになる危険性を秘めています。院内感染を封じ込めた済生会和歌山有田病院、岐阜大学附属病院と東京医科歯科大学附属病院の取り組みをご紹介します。国のPCR検査の無策ぶりがここでもうかがえます。細胞内で増えるコロナウイルスの電顕写真をお届けします。見事な写真ですが怖くなります。

昭和29年卒 黒木登志夫

コロナウイルスarXiv(12) 20200521はこちらからダウンロードできます。

コロナに関する情報『コロナウイルスarXiv』を3月末より発信しております。

日本医師会および古川先生のevidence listありがとうございます。非常に役に立つ
情報です。医学開成会がこのような情報交換の場になるのは素晴らしいことです。

実は、私もコロナに関する情報『コロナウイルスarXiv』を3月末より発信しておりま
す。これまでに10報でております。山中伸弥先生のコロナ情報サイト
https://www.covid19-yamanaka.com/index.htmlにも転載されておりますので、ご覧
になった方もおられるかもしれません。

内容は、疫学的分析、ゲノム解析、世界の動向などですが、広い範囲の人に読んでい
ただくため、『コロナ秀歌・秀句』も集めております。転送は自由です。ご参考にな
れば幸いです。
                      昭和29年卒 黒木登志夫 

『コロナウイルスarXiv』はこちらからダウンロードできます。

*ダウンロードが正しくできなかった場合は、お手数ですが事務局までご連絡ください。

2021年第14回医学開成会総会開催日程が決定いたしました。

第14回医学開成会総会の日程が決定いたしました。スクール形式、立食スタイルを中止するなど、感染防御対策をしっかり行い開催することといたしました。*詳細は総会案内よりご確認ください。(第14回医学開成会総会案内はこちら) …

詳細を確認する

2020年第13回医学開成会総会開催日程が決定いたしました。

総会ページをご確認ください。 開催日時:令和2年11月29日(日) 【式次第】 10:30 開場 11:00 講演① 柳沢 幸雄先生 (前開成学園校長、S42卒) 講演② 志水 太郎先生(獨協医科大学 総合診療科診療部長 …

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2020年第13回医学開成会総会開催延期のお知らせ。

医学開成会  会員各位  平素よりお世話になっております。  本年5月17日(日)開成学園にて予定しておりました今年の医学開成会ですが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大にともない、延期とすることを決定致しました。たいへ …

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